開発者メッセージ&会社概要 3H P-Guardianについて ~サービス開発者より~ 患者報告アウトカムは「患者の回答について、臨床医や他の誰の解釈も介さず、患者から直接得られる患者の健康状態に関するすべての報告である」と定義されます。英語ではPatient Reported Outcomeといい、略語であるPROは「ピーアールオー」や「プロ」と言われています。 元々は臨床試験で活用するアセスメントの一つであり、症状の程度を「とてもつらい」「つらい」といった文言から近しいものを選択するリッカート、症状の程度を11段階の数字で選択するNRS(Numerical Rating Scale)、症状の程度より10cmの直線上に印をつける、VAS(Visual Analogue Scale)などを使用して、患者日誌のような紙からPROを取得していました。ただし、近年、パーソナルコンピュータやスマートフォンを利用してPROを取得することも多くなり、この電子的に取得されたPROのことをelectronic Patient Reported Outcome、略してePRO(イープロ)と言います。このようにePROは臨床試験のために用いるもので、実診療として用いるものではありませんでした。しかしながら、2017年、2018年の米国臨床腫瘍学会にて、症状の程度により主治医あるいは医療スタッフにアラートを発する機能を有したePROがQOLや生存期間を延長したという発表がなされてから、少しずつ実診療にePROを用いる動きが出てきています。このような背景の中、我々は治験を含む臨床試験と実診療の両方に対応するePRO「3H P-Guardian」を開発しました。3H P-Guardianは、医療者・ 統計家・患者の声を取り入れ、UXの向上を意識した設計が特徴です。興味がある方は是非問い合わせください。 3Hメディソリューション株式会社執行役員 可知 健太 医薬品臨床開発職時に医薬品開発のボトルネックは被験者登録であると考え、株式会社クロエ(現3H)に転職。2015年にがん情報サイト「オンコロ」を、2017年に希少疾患情報サイト「RareS.」を立ち上げ、 がんおよび希少疾患の治験情報清流化に従事。2018年よりヘルステック分野に関心を持ち、 ePRO「3H P-Guardian」、治験相談システム「Insight Gateway」の事業計画・開発統括を行う。 会社概要 会社名 3Hメディソリューション株式会社 (スリーエイチメディソリューション) 英語表記 3H Medi Solution Inc. 所在地 〒171-0022 東京都豊島区南池袋1-13-23 JRE南池袋ビル 2F お問い合わせ TEL:03-5953-2108(代表) 受付時間 9:00~18:00FAX:03-5952-1887 会社URL https://3h-ms.co.jp/ 運営媒体 治験・臨床試験の情報サイト「生活向上WEB」TEL:0120-963-787受付時間(月~金 10:00~19:00 / 土・祝 10:00~18:00) がん情報サイト「オンコロ」TEL:0120-974-268 受付時間(平日 10:00~18:30) 難病・希少疾患情報サイト「RareS.(レアズ)」問い合わせフォーム 設立 2009年3月6日 資本金 1億2,000万円 株主:エムスリー株式会社(100%)(エムスリー株式会社の連結子会社)(https://corporate.m3.com/) 事業内容 ◯被験者リクルートメント関連事業◯CRO関連事業◯IT関連事業◯マーケティング関連事業 役員 代表取締役 滝澤 宏隆 取引先 480社以上(製薬・食品・化粧品関連企業、CRO、SMO、医療機関等、大学等) 加盟団体 日本CRO協会(賛助法人)( http://www.jcroa.or.jp/ )日本PRO協会( https://ja-pro.jp/ ) アクセス 3Hメディソリューション株式会社〒171-0022 東京都豊島区南池袋1-13-23 JRE南池袋ビル2F TEL 03-5953-2108 JR各線、東武東上線、西武池袋線、東京メトロ丸ノ内線、有楽町線、副都心線 池袋駅 東口 徒歩8分